富士住研のひとりごと ~あったらいいな‥便利アイテム vol㉔~

(´-`).。oO(おうち作りには、使い勝手がよくなるアイテムの検討って重要だなあ 最近人気なのってなんだろう・・・)

という事で暮らしを便利にするアイテムのご紹介です

今回は

〝タタミスペース〟のご紹介❕❕

 

いきなりですが、みなさんは”タタミ”はお嫌いではないでしょう

タタミの歴史は古く、縄文時代に稲わらを敷いたことが起源といわれている様ですよ そんな古来より受け継がれてきた床材も、最近では生活様式の変化によってずいぶんと減ってきていますよね

設けていたとしても3帖から4.5帖くらいの『タタミスペース』ってかたちが主流になってきているのではないでしょうか 床の間や仏壇置き場のある和室ならなおさら少なくなっていますよね

「ライフスタイルの変化」、「和室をとるほどのスペースが無い」、「和室の方が建築コストがかかる」などなどタタミの減少理由は様々ですが、タタミに寝転がってみると改めてタタミの良さが実感できますよねっ

フローリングでは絶対ないあの感触、い草の香り、なんともいえない落ち着く感じ...タタミにはやはり魅力がたくさんあります

 

私共もこれまで、多くの和室やタタミスペースを設計してきましたので、少し変わったものも含め、施工事例とあわせてご紹介しますね~

 

 

❶完全な個室として、客間として使えるはなれタイプの和室

 

普段あまり使わないかもしれませんが客間っていいですよね やっぱり人が来た時に気兼ねなく泊まってもらえるスペースは素敵です

年に数回かもしれませんが親や友人が泊まっていくってなった時には重宝します なお良いのはLDK等の生活スペースから離れたはなれタイプっ これなら泊まる方、泊める方どちらも気を使うことが少しは薄れますよね~

↑↑↑ 勾配天井や吊押し入れ、間接照明なども駆使してホテルライクな空間に仕上げてます

 

 

❷掘りごたつを設置したタタミ敷きのダイニングスペース  "和ダイニング"

 

みなさんは食事の際にはどの様なスタイルでしょうか⁉ 昔ながらの畳に座って、、、 ダイニングテーブルを前に椅子に座って、、、 我々がご提案する”和ダイニング”は双方のちょうど間の新しいスタイルです

ダイニング部分の床を少し小上がりに施工し、床はタタミで仕上げる そこに掘りごたつを設置 そうすることでタタミ敷きでありながら足は伸ばせるダイニングに 当然冬にはこたつとしての機能を発揮しますので、鍋なんて囲うと最高ですよ~

↑↑↑ ダイニングテーブルを移動してくっつけると大人数仕様の”宴会ダイニング”に‼ 家族・友人そろっての宴会時にはピッタリです

 

 

❸リビングの一角を小上がりにし、タタミ敷きで仕上げた異空間

 

タタミ仕上げにするのは何も決まった場所でなくても当然OKっ 例えばLDKの一角、TVボードの前の床を小上がりに施工し、タタミ敷きで仕上げる事でデザイン性を高めるのはいかがでしょう カラータタミにすることで更に異空間を演出しますよ

小上がりのタタミ敷きの床は座るにもちょうど良い リビングテーブルを皆で囲って団らんなんていうのもステキですよね~

 

 

❹2Fホールに設けたタタミ敷きのベンチ

 

タタミの良さには、座るには適したクッション性があると思います フローリング敷きじゃ座ると痛い、冬は冷たいという問題もタタミなら程よく解消してくれますよね~

 

↑↑↑ 2Fホールに、タタミ敷きの小上がりスペースを施工 お子様の学習に、在宅ワークにも使用できる様カウンターも設置 タタミ敷きのベンチがちょうど良く仕上がっています ホームシアターを鑑賞する座席にもなってますよっ

 

 

❺書斎を兼ねたタタミスペース

 

書斎といえば、通常はデスク式のものが一般的かと思いますが、日本古来からの和式なんていうのもいかがでしょう 最近ではすっかり在宅、リモートワークも定着してきたなかで、い草の香り、ふすまや障子などの特有の和の雰囲気の中で仕事をするのも新鮮ですよね~

長時間座っていると足がしびれるって方も、どうぞご安心をっ 床を小上がりにして掘り座卓式にすれば解消です

 

 

 

いかがでしたでしょうか〝タタミスペース〟

和室の固定概念にとらわれない様々な形がありますよね~

 

スペースの問題、コストの問題、実現するには多少デメリットもあるかもしれませんが、あらためて

〝タタミスペース〟

おすすめですよ~